定額動画配信サービスである『dTV』。
月額500円(税抜)という低価格で利用できるため、コスパがよさそうにも見えますがこれは人によると言えます。
本記事ではそんなdTVの特徴とメリット・デメリットについて徹底的に解説していきます。
- dTVのサービス概要
- dTVの特徴・メリット
- dTVのデメリット
丁寧に解説していくので最後までご覧ください。
dTVの概要
はじめにdTVの月額料金や作品数などの概要をまとめておきます。
月額料金 | 500円(税抜) |
見放題作品数 | 120,000本以上 |
無料トライアル期間 | 31日間 |
画質 | HD/4K |
同時試聴可能台数 | 1台 |
対応デバイス | テレビ・スマホ・タブレット・PC |
見逃し配信 | ある |
ダウンロード再生 | できる |
動画以外のサービス | ある |
dTVは非常に作品数が多く、月額500円+税というその低価格からも非常にコスパが良いと言えます。
VODサービスを利用したことがないという方に、まずはお試しで使ってみてほしい手軽なサービスになっています。
dTVの特徴・メリット
月額500円(税抜)でVODサービスの相場の半額
dTVの利用料金は月額500円(税抜)と非常に低価格です。
月額料金の比較
- dtv:500円(税抜)
- U-NEXT:1,990円(税抜)
- Amazonプライムビデオ:462円(税抜)
- Hulu:933円(税抜)
- FOD:888円(税抜)
- NETFLIX:ベーシック800円(税抜)、スタンダード1,200円(税抜)、プレミアム1,800円(税抜)
他社と比べてみても相場の約半額程度だということがわかります。
この中だとAmazonプライムビデオは462円(税抜)と最も安くなっています。
しかし作品数で比べてみると
dTV:120,000作品
Amazonプライムビデオ:10,000作品
とこんなにも差があるんです。
まあ、AmazonプライムビデオはAmazonプライム特典のひとつにすぎないので単純なコスパの比較はできませんが・・・。
次の章でも書きますが、この月額料金の安さと作品の多さがdTVのコスパがいいと言われている理由ですね。
120,000作品が見放題
dTVでは、120,000作品が見放題となっています。
見放題作品数の比較
- dtv:120,000本以上
- U-NEXT:140,000本以上
- Amazonプライムビデオ:10,000本以上
- Hulu:50,000以上
- FOD:40,000本以上
- NETFLIX:3,000~3,500(公式非公開)
他社と比べてみても多いことがわかりますよね。
見放題作品数業界No.1のU-NEXTに匹敵する作品数です。
さらにU-NEXTとdTVの月額料金を比べてみます。
U-NEXT:月額1,990円(税抜)
dTV:月額500円(税抜)
このようにU-NEXTは少し高いと感じてしまいませんか?
コスパで言えばdTVは最も高いと言えます。
dTVは見放題作品数も多いですが、そのジャンルも多岐にわたっています。

いろんなジャンルから作品を見ることができるので、気になる作品が見つかるかもしれません。
作品をダウンロードしてオフラインで見られる
dTVでは作品をスマートフォンやタブレットにダウンロードし、オフラインで視聴することが可能です。
※ダウンロード作品を再生時にライセンス認証のため2秒ほどのインターネット接続が発生します。
通勤通学などの移動時間が多い方には結構便利な機能です。
Wi-Fi接続時にダウンロードしておくことで、外出先で通信制限や電波の無い所に関係なく楽しむことができます。
スマホの通信量は気になるので、この機能を使うことで通信データも抑えることができます。
いろんな端末に対応
dTVを視聴できる端末はそれなりに豊富で、様々なデバイスで作品を楽しむことができます。
dTV対応デバイス
- スマートフォン・タブレット(iOS・Android)
- パソコン(Windows・Mac)
- テレビ
- U-NEXT対応のメディアストリーミング端末
おそらく大半の人はスマホやPCで見るので、困ることはありません。
テレビに挿して使える「Fire TV Stick」があれば、普段から見ているテレビ画面で映画やドラマを楽しむことができます。
音楽ジャンルが豊富
dTVはエイベックス通信放送が運営しているため、音楽ジャンルの動画が豊富にあります。

他社にはあまり見られない特徴のひとつで、アーティストのMVやライブ映像を見ることができます。
実際に公式サイトに行けばどんなものがあるのか見ることができるので、気になった方は是非見てみてください。
ドコモ以外でも契約できて、毎月dポイントが貯まる
dTVは「NTTドコモ」によるサービスですが、ドコモ以外の方でも利用することが可能です。
さらに『dポイント』もためることができます。
dポイントはネットでの利用なら100円ごとに1ポイントもらえるので、毎月500円で5ポイントになりますね。
さらに有料作品を見ればもちろんその分もポイントがもらえます。
dポイントの公式サイトリンクを貼っておくので詳細は以下からどうぞ。
dTVのデメリット
ここまでdTVの良い所を書いてきましたが、低価格がゆえのデメリットもあります。
見放題動画のラインナップが弱い
先述したように見放題作品数は非常に多いdTVですが、そのラインナップに関しては少し残念感もあります。
料金が安いだけに仕方ないことかもしれませんが・・・。
映画やドラマのコンテンツ数も少なく、シーズンごとに見れたり見れなかったり、一部だけ有料だったり。
また音楽ジャンルの作品も1作品として数えられているので、作品数が多く見えるのかもしれません。
見られる中で我慢できる方は良いですが、あれも見たいこれも見たいという方は他のVODサービスを検討してみてもいいかもしれません。
特にHuluやNETFLIXは海外ドラマや映画も充実していて、月額料金も抑えめなのでおすすめですよ。
有料作品がある
dTVには有料作品、いわゆるPPV作品があります。
作品都度に課金が必要なシステムです。
PPV(有料作品)の有無
- dtv:あり
- U-NEXT:あり
- Amazonプライムビデオ:あり
- FOD:あり
- Hulu:なし
- NETFLIX:なし
他社のVODサービスをでも同じように課金制度があるのですが、安さを求めてdTVに加入したのに課金したのでは意味がないですよね。
見たい作品が十分にあるか、新作はどんな感じで追加されるのか下調べしてから加入したほうがよさそうです。
複数での同時試聴ができない
dTVでは複数のデバイスで同時に試聴することができません。
同時試聴台数の比較
- dtv:同時試聴不可
- U-NEXT:最大4人まで
- Amazonプライムビデオ:最大3人まで
- Hulu:同時試聴不可
- FOD:同時試聴不可
- NETFLIX:ベーシック1人、スタンダード2人、プレミアム4人まで
家族で共有して使いたい場合、同時に別端末で作品を見ることはできません。
ひとつのアカウントを共有して家族みんなで楽しみたいという方は他社のVODサービスを検討してみてもいいかもしれません。
月額料金が似ていて、同時試聴も3台まで可能なAmazonプライムビデオがおすすめです。
→Amazonプライムビデオはコスパ最強?9つのメリットを徹底解説【無料体験あり】
ゲーム機器に対応していない
dTVはゲーム機器での視聴に対応しておらず、PlayStation4などでの視聴ができません。
多くのVODサービスがゲーム機器での視聴に対応しているので、普段から利用している人は注意したい点です。
普段のテレビ画面で同じように視聴がしたいという方には、テレビに挿して使える「Fire TV Stick」がおすすめです。
まとめ
ここまで長文で書いてきて、dTVについてわかったでしょうか。
月額500円(税抜)という低価格なのでVOD初心者にはお試し的に利用してみるのもいいかもしれません。
お試しと言いましたが、dTVでは31日間無料体験ができます。
期間中に解約すれば完全無料なので心配ありません。
※無料体験にはdアカウントが必要です。
最後にメリットとデメリットについてまとめておきます。
- 月額500円+税という低価格
- 120,000本以上の見放題作品
- ダウンロードして視聴可能
- 様々な端末に対応
- 音楽ジャンルが豊富
- ドコモ以外でも契約可能でdポイントもたまる
- 見放題作品のラインナップが弱い
- 有料作品がある
- 複数端末での同時試聴ができない
- ゲーム機器での視聴は不可能
dTVの魅力はやはりそのコスパですね。
低価格にして見放題作品数も多く、作品数/月額料金なら業界でも相当レベルが高いと言わざるを得ません。
しかし、低価格ゆえにラインナップも少し弱めで、VODの入門的なサービスに位置しているのも否めません。
やはりまずは無料で体験してみるのがよさそうです。
VODサービスは年々増えてきて盛り上がっている業界です。
良ければ他社のサービスも検討してみてください。
ほとんどのサービスに無料体験期間があるので、そちらもおすすめですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
映画にドラマ、アニメなど楽しんでくださいね。
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